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『 ともだちになろう 』

​マタイによる福音書26章47節〜50節

ともだちってどんなもの?

そばにいると元気になれる

楽しい時、辛い時、繋いだ手と手あたたかいね

イエスさまがその中に一緒にいるから

「あなたがたを友と呼ぶ」イエスさまの言葉分かち合って

「あなたがたを友と呼ぶ」喜んで歩き出そう

(「イエスさまがともだち」作詞作曲:美登かんな)

 聖書には、エロース、アガペーに並んでフィリアの愛が語られます。それは、対等な人格同士を結びつける愛だと言われます。イエス様は「あなたがたを友と呼ぶ」(ヨハネ15:15)と言うことで、上でもなく、下でもなく、横に並んで、共に歩もうと呼びかけました。しかし、弟子たちは、その招きに応えることはできませんでした。ユダは、その筆頭として有名です。彼の名前にはいつも「裏切り者の」という修飾語がつけられ、イエス様を祭司長たちに売り渡したことが語られます。でも、イエス様は、そんなユダに「友よ」と呼びかけられるのです。この「友よ」という呼びかけが、傷ついた人に、寂しさを抱える人に、自信を失っている人に、元気と勇気を与えるのではないでしょうか。私たちも、ユダ同様、イエス様と共に生きることのできない者ですが、「友よ」と呼びかけられている一人として、元気のない誰かに「友よ」呼びかけていく者でありたいと願います。

(村田悦牧師)

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